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9月例会
創立50周年記念第5弾
『羊と鋼の森』(2018年日本映画)
上映時間:2時間14分
2019年9月21日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映

公式HPはコチラ

2013年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年02月

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『東京家族』

日曜日に地上波で放送されていましたね!
ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

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私も観ましたよ~!


なんていうか、途中まで東京弁??が鬱陶しくて鬱陶しくて。。。

内心、「あー、面倒くさい。。」と感じておりました^^;

でも山田洋次監督らしさがやっぱり感じられる作品でしたよね。
ラストを含め。

家族の何気のない会話、、
そう、中嶋朋子演じるあの長女の発言や態度とか、それをうけての両親の対応とか、、
もっとやさしくしてやってよ!と思わずにはいられませんでしたが、きっと多くの「家族」でも同じようなことが繰り広げられていることでしょう。。長女の夫も、自身が両親を高校生の頃になくしている割にはドライな感じだったし、私が夫にあんなこと言われたらカチーンときていたとおもいます。。。
(※もちろん、夫にもそんなこと言いませんよ!

橋爪功演じる父親の「東京には二度といかん!」「東京の人は忙しいけえ」の二言が個人的には突き刺さりました

切なくて切なくて。。

これから私自身、遠方で暮らす父とどういう関係を作っていけばいいか、もっと真剣に考える日が来るんだなあと改めて考えさせられました。



ちょっとおもしろかったのが、書店で働く蒼井優演じる紀子が、店でお客さんに言われて手に取った絵本のタイトルが『ちいさいおうち』でしたよね?!気付かれましたか~?(見間違いだったらすみません



先週25日から公開になった『小さいおうち』気になりますね!

呉ポポロに来ないかなあ。。

| 映画よもやま | 17:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『ふがいない僕は空を見た』

久々に自分の中で大ヒット。
第24回山本周五郎賞受賞の同名小説が原作。窪美澄著。
小説、読んだつもりでしたがどうやら未読でした^^;
映画を観て、結構衝撃を受けたけどその覚えがなかったので多分、読んでいない。


映画は、脚本も俳優陣もウマイ。
『桐島、部活やめるってよ』のような構成です。
桐島~も、「おぉ!」と思いましたが、作りがちょっぴり似ている。


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永山絢斗と田畑智子のダブル主演。
監督は『赤い文化住宅の初子』『百万円と苦虫女』、最近だと『四十九日のレシピ』のタナダユキ。
『さくらん』の脚本なども手がけているそう。
赤い~も、百万円~も観ましたが、確かに面白かった。(赤い~は、福山が舞台ですね

本作も、言われれば「女性監督の作品かも」と思わせる雰囲気はある。
個人的に永山絢斗も田畑智子も好き。
2人の、いわゆるカラミも多くありますが、とてもきれいでやわらかい。

まず永山絢斗演じる斉藤卓巳側からのストーリーを描き、その後に田畑智子演じる岡本里美(あんず)側を描く。
卓巳側から描かれているときに、腑に落ちなかったこと・理解できなかったこと・共感できず腹立たしかった里美(あんず)の言動が、彼女側からの場面になったときに全部納得できるどころか一気に感情移入してしまう。まずここがウマイ。
めちゃくちゃ切なくて苦しくて。
「現実を見なくていいから」の一言が突き刺さる。
卓巳が、里美(あんず)に一気に惹かれた場面も、「好き」の一言も。

田畑智子が丁寧に演じているのも伝わってくる。
もちろん、彼女の夫役の山中崇、その母親の銀粉蝶のうまさもある。
そう、主演以外の出演者がみんな味があってスゴイ。そこが映画を支えているのも間違いない。


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↑卓巳の母親役の原田美枝子

卓巳の幼馴染の良太と、良太の幼馴染の純子の2人のストーリーも見逃せない。
田岡の「団地から抜け出す方法を早く見つけたほうが良い」という一言に象徴される団地の在り様。環境。
その田岡の「生きづらさ」

卓巳の母親が良かれと思ってやっていること、、、心遣いが、実は良太を惨めな気持ちにさせているということも個人的にはよく分かる。
分からない人には、本当に分からないとは思う。。

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それぞれがそれぞれの人生を、必死にもがき苦しみながら…帳尻というかつじつまというか、なんとかプラスマイナスゼロくらいにしながら生きる方法を探す姿が鮮やかに描かれている。
どう生きていくか、どうすれば生きていけるか。。
そもそも、その疑問が愚問なのかもしれないし、答えなんてきっとないし。


…だけど、考えてしまう現実がある。


久しぶりにぐっと来る映画です。



                                        ***もん***

| 映画よもやま | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『シモンの空 姉の秘密』

2012年フランス・スイス合作。

レンタルショップをふらふらと物色していたときに、たまたまみかけた作品。

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【ベルリン国際映画祭 特別銀熊賞】受賞作。
【アテネ国際映画祭 最優秀作品賞】
【コペンハーゲン国際児童青少年映画祭 最優秀監督賞・最優秀男優賞】
【カブール(フランス)ロマンティック映画祭 最優秀女優賞】
【スイス・アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀男優賞】
【アカデミー賞外国語映画部門スイス代表作品】
【大阪ヨーロッパ映画祭上映作品】

みたいなこともパッケージにいっぱい書かれていたのもだけど、姉と弟、という設定も気になって借りてみた。

スイス・アルプスのスキーリゾート地で暮らす12歳の少年シモンと姉ルイーズの物語。
姉の秘密、とタイトルにありますが、言ってみれば姉弟2人の秘密です。
どんな秘密かは是非映画をご覧ください。


あまりネタバレになれない程度に感想を。。


この2人は貧しい暮らしをしていて、シモンは観光客からスキー板やスキーグッズを盗み、それを転売し収入を得て生活をしていた。姉のルイーズは仕事が長続きせず、シモンの収入を頼るというか遣うというか、、、そんな日々。

ルイーズの彼氏が運転する車に、ルイーズとシモンも乗り込んでいるときに思わぬ「秘密」がシモンによって暴露されるのだけど。
その後のシモンの言動がとても切ない。
秘密が明らかになる前のシモンの行動で腑に落ちる部分もあり。。。

ルイーズもシモンも、とても大人でとても子ども。
生きるための知恵やたくましさはある。そうならざるを得ない環境。
しかし精神面が未熟で、そのためかツメも甘い。
このバランスの悪さが切なくて胸が痛い。
ふとしたときに見せるツメの甘さや、本来の子どもの表情がなんとも言えない。


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そして、、、山の景色がとてもきれいです。


ちょうど、季節的に今の時期にぴったりかと思います。


***


レンタルショップをうろうろするのも、思わぬ出会いがあり面白いものです。



…ルイーズにもシモンにも幸せになってもらいたいな。。


                                          ***もん***  

| 映画よもやま | 22:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『足尾から来た女』

今回も、映画のお話ではありません!

大好きな尾野真千子主演。
NHK総合土曜夜9時
1月18日・25日連続二回

『足尾から来た女』


以下HPよりコピペです。

***

100年前の日本で
"国によって故郷を奪われた人々"がいた―

激動の時代の中、たくましく生き抜いた一人の女の物語

明治末。栃木県谷中村は足尾銅山の鉱毒で田畑を汚染された。田中正造の闘いもむなしく、村は16戸にまで激減。国は住人に村を捨てるように命じ、残った家の強制執行に踏み切った。

この谷中村の娘が田中正造の仲介で社会運動家・福田英子宅に家政婦として派遣された史実をもとに、一人の女性が見知らぬ東京の地で石川三四郎や幸徳秋水ら社会主義者たち、さらに石川啄木や与謝野晶子など多彩な人物と交わる中で成長する姿を描く。

故郷を失う苦しみを味わいつつ人間としての尊厳を守り、たくましく生き抜くヒロインを、NHKドラマでは連続テレビ小説「カーネーション」以来の単独主演となる尾野真千子が演じる。


***


ちょっとおもしろそうですよね。

この史実をNHKがどういう風に描くのか、というところも気になります、現代(現在)において。




**もん***

| ちょいと小話 | 06:38 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『体温』

緒方貴臣監督。
前作『終わらない青』についても過去に記事を書いていますが、まだ観ていなくて、次の作品である『体温』から視聴。
とってもとっても期待していて。

人形しか愛せない倫太郎という青年が、その人形そっくりのキャバ嬢の倫子に出会い、、、
かいつまんで言うとそういうストーリー。

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倫太郎役の石崎チャベ太郎氏は結構有名な俳優さんだったんですね。。
HPの中に、彼の日記も掲載されていますが、ちらりと読むととても賢い方なのだなあということが伝わってくる。


倫子役は桜木凛。AV女優として知られているみたいです。
凛さんはとても可愛く、声やしゃべり方も「可愛い」という感じ。
人形を演じられるほど完璧なほど美しい体だし。
彼女が人形役も倫子役もしていますが、人形役の方が個人的には好きかも。


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ただ、ストーリーの展開というか深みは、、、私は好みではなかった。
映像も、1シーン1シーンがとても長く感じた。

もっと短いほうが、観る方の想像力を駆り立てて良いのに、と思われるシーンが多かった。
対して本編は72分という短さ。

1カットを少しずつ短くして、もっと物語に深みを持たせて欲しかった。
なんかこれじゃあ、ただただマイノリティーの青年の生活を見せているだけに感じる。
やたらに性的絡みのシーンが多いし、やっぱり時間も長い。ちょっとでいいよー。。
伝えたかったのはそこじゃないんじゃないのかなあ。。いや、そこなのかな。。。。うーん。
もっと彼の思考、内面を見せて欲しかった。


緒方監督の最新作が『子宮に沈める』
大阪市西区のマンションで2児(当時3歳女児と1歳9ヶ月男児)が母親の育児放棄によって餓死した事件(大阪2児餓死事件)に基づいて映画化した作品。

これはこれで、観てみたいと思っています。

                                                **もん***
  

| 映画よもやま | 22:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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「ハナ」例会学習会

「ハナ」例会学習会のご案内

1月18日(土)午後2時~

呉映サ事務所にて

参加費 1000円(新年会費用含む)

申込み 1月17日までにメール又は電話で事務局まで

講師  寺本信子さん
    お話:「韓国映画が元気な理由」


※どなたでも参加できます。
※4時より新年会行います!

                  事務局 エンゾ

| 例会学習会 | 11:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『花咲くあした』

今回は、映画ではないのですが、、、

『花咲くあした』

というドラマの紹介。
1月5日・22時 スタート。BSプレミアムにて。
全8回のドラマだそうです。

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ここ数年、女優としての小池栄子さんが大好きな私としては観逃すわけにはいかない!
ということで、初回観てみましたよ。

夏木マリが小憎たらしい母親役をやっていますが、なんだか訳ありな感じ。(いや、あからさまに訳ありなのですが。20年前に好きな人ができ夫や子どもたちを置いて出て行って、いきなり戻ってきたのですからww


小池栄子の妹役として星野真里と山田優。
うーん、みんな似ていない!!
山田優の演技はまだまだこれからなのかしら?といった感じ。。。

それぞれ何かしら抱えたものがあり、、
これからどう描かれていくのかチョット楽しみ、ということで紹介させていただきました



                                         ***もん***

| ちょいと小話 | 11:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『オレンジと太陽』

広島でも上映されていたのですが(確か横川シネマで?違っていたらごめんなさい)
観にいけず心残りだった作品がDVD化されたので借りて観ました。
だいたいのあらすじは知っていたのですが、色々と…自分自身のことについて考えさせられる内容でした。


イギリスが密かにに19世紀から1970年まで行っていた、強制児童移民の恐るべき真実に、主人公のエミリー・ワトソン演じる社会福祉士のマーガレット・ハンフリーズが迫るという実話に基づいたストーリー。
彼女は、児童移民で虐待を受けてきた人々の話を聴き続けPTSDになってしまう。


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私自身も福祉の資格を持っている身として、、
彼女の気持ちや姿勢に共感できる部分がありました。
ただ静かに目の前の人の話を「聴く」ということの重み。
「それで、あなたはどうしたいの?」という1番大切な問いかけ。
「私がいなくなったらどうするの」という責任感。誰かがやらなければという使命感。
そして、真剣に相手の話を聴いているうちに、相手と自分の区別が難しくなってしまうというあの感覚。
心身の深い痛みまで感じるようになってきます(もちろん、そうでないワーカーもいますが)
福祉から大きく大きく遠ざかっている私にも身に覚えがあります。
それが、いいか悪いかは分かりませんが、心身に堪えるのはちょっとしんどいな、とは思います。
でも、やはり心の隅っこのほうでは、「私も、社会的に弱者にされてしまっているたちのためにいつかは、もう一度働けたら」と思っている自分にも改めて気付かされ。。
自分のためにはがんばれなくても、人のためにならがんばれるって、あると思う。。なんて言ってみたりして。。。

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次に印象的だったのは、児童移民させられた人々は、みんな「母親」を捜し求める点。
あくまでこの映画の中では「父親」を探す人は出てこなかった。
兄弟を見つけたとしても、母親に会いたいと願う。自分のルーツは母親だと。
戦争に出て行った若いというか幼い兵隊さんもお母さんを求めている記録が残っているのをよく目にします。
母親ってすごいんだなと思います。


ラスト近く、ハンフリーズ一家と、マーガレットがかかわった移民させられた人々が一緒にクリスマスを祝う場面で、移民のひとりがマーガレットの息子に「みんなにクリスマスプレゼントは?」と問いかけると「ママをあげたじゃない」と答えるところがあります。
多忙を極めるマーガレット、自分自身の家庭のことについても夫の理解や協力がありながらも当然葛藤があります。子ども二人と夫をイギリスに置いてオーストラリアで単身、児童移民についての仕事をしているのだから。

質問をした移民は「そうね、あなたのおかげね」と息子に返します。
私が息子に同じことを言われたらめちゃめちゃに謝っていた気がします・・・
「あなたのおかげ」とはとても返せない。この回答のほうが息子にとってもマーガレットにとっても良いなと思いました。。

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児童移民の実態としては、冒頭に書いたように、「虐待」です。
どういうことが行われていたかは劇中でも語られていますので是非。もちろん、それだけではなくもっともっと多く虐待があった事は間違いないです。

また、虐待を受けていた彼ら自身が「語ること」の意味、重要性にも注目しました。
自分史について「語る」ということは誰にとっても大きな意味を持ちます。
自分の話ばかりする、というのはチョット(いやだいぶ)色合いが違います。
語ることは辛く痛みを伴うことがあります。
それでも「語る」ことは自分自身にとって大きな意味があります。
今回の場合、国がしてきた事実の証言としても。



最近、感じるのは、映画を観ると「自分がいかに無知であるか」を突きつけられるということです。

『あなたになら言える秘密のこと』を観ても思ったのですが、映画を観なければまったく知らないままの出来事が世の中にはたくさん(時代問わず)あるんだと。。
これを書いているのは実は12月5日ですが、今日中、また明日にでも「秘密保護法案」が成立してしまうのかな、と。。そうなると、こういった政府によって隠されていたことが表に出ることはきわめて難しくなって、当然調べようとするだけでつかまってしまうのかと。。。戦々恐々としています。

ちょっと本編とは話がずれましたが。。


感情面においても、史実を知るのにも、やはり映画はいいなと、、、感じたのでありました。

(なんか個人のブログみたいなこと書いてスミマセン。。


                                         ***もん***

| 四方山シアター | 22:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『セデック・バレ』

あけましておめでとうございます。

今年は呉で映画大学もあるということで濃い一年になりそうですが、新たな一年もどうぞよろしくおねがいいたします。

さて本年1本目の感想は。
2013年中にエンゾさんに高評価だった『セデック・バレ』
DVDレンタルが開始され、レンタルされた方が私にも貸してくださり、(こういうのって本当にありがたいです!お世話になりました)
四時間以上あるということ、ずっと戦っている、、ということは聞いていたので「よし!」とちょっとした覚悟を決めてテレビの前に座りました。

やはり冒頭から結構乱暴なというか。。。

ストーリー、自分でうまくまとめる自信がないのでHP 『セデック・バレ』 から抜粋させて頂きます。

第一部:太陽旗
台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き狩猟民族・セデック族。その一集落を統べる頭目の息子モーナ・ルダオは村の内外に勇名をとどろかせていた。1895年、日清戦争で清が敗れると、彼らの暮らす山奥にも日本の統治が広がり、平穏な生活は奪われていく。それから35年、頭目となったモーナは依然として日々を耐え抜いていた。そんな中、日本人警察官とセデック族の一人が衝突したことをきっかけに、長らく押さえ込まれてきた住民たちが立ち上がり…。

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第二部:虹の橋
連合運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術を持たない多くの日本人は女子供の区別なく命を奪われた。日本軍は直ちに鎮圧を開始。山岳地帯の地の利を活かして戦うセデックの前に苦戦を強いられるが、圧倒的な武力を誇る日本軍と警察を前に、セデックの戦士たちは一人また一人と命を落としていく。男たちが絶望的な戦いに挑むなか、セデックの女たちもまた選択を迫られ、それぞれが信じる道を選ぶことに。決着のときは近づいていた…。



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なんていうんでしょうね。。
歴史上のこととか、日本人としてとか、日本軍が何をしてきたかとか、そういう視点も議論もあると思いますが、私の第一の印象としては「ったく男ってやつぁぁ!!!」です。

魂だか祖先だかプライドだか掟だかなんだかしらないが、そういうものを信じ、そういうもののために命を捧ぐあの感覚。
女たちが「男はいつだって女を苦しめる。あなたたちのプライドは私たちが作り上げているものよ」という内容や「どうしてこんなことになったのだろう。子どもたちがかわいそう」という内容の歌を歌っているのがとても印象的でした。

日本軍が統治することによって、狩などせず郵便局や商店や学校が出来、平和に暮らすことが出来ているといっても「それで何が豊かになったのだ」という頭目のモーナの気持ちも分かる。

男たちが誇りをめちゃめちゃにされてどれだけ悔しかったろうかと思うこともできる。
でもそれだからといって人を殺すことは許されることなのだろうか。

男たちが日本人を襲撃した際に、女たちが「どうしてこんなことを」と涙ながらに訴えた。
私もそう思う。
命以上に大事なものって?
男たちにとっては誇りや自尊心や魂や祖先が、命よりも大事なんだなあと。
これ別にセデック族に限ったことじゃないよね。
戦いが終わったあとに河原さぶ演じる日本軍の偉い人(鎌田弥彦)が「侍魂が」とかなんとかかんとか言ってたし。
そういうものに命をかけ、また命をかける行為そのものを賞賛したり美化したりする傾向には私は一切感心しません。
時代や国が違えど、男って、男って。。。!!

そういうものに、男は惹かれるのだろうか?
なんでそこが第一なんだよ。


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この、女たちの命を守る必死さをみてごらんよ。。


4時間半と長丁場の映画でしたが、面白いのは面白かったです。よ。




新年にふさわしくない感想でございました、、、、




***もん***

| 映画よもやま | 20:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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