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11月例会
創立50周年記念第6弾
『輝ける人生』(2017年イギリス映画)
上映時間:1時間54分
2019年11月16日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:40 ③18:30 の3回上映

予告編はこちらから

2014年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年01月

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今年もありがとうございました。

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| ちょいと小話 | 15:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『母の身終い』

ちょっと前にも話題になっていました、尊厳死と安楽死について。
日本では区別されています。

尊厳死―患者の意思を尊重して延命治療をやめること
安楽死―回復の見込みがなくなった人の死期を、医師が薬などで早めること

劇中では尊厳死、とされている行為、日本国内の定義で行くと安楽死になるかな。

母は悪性腫瘍が脳にまで転移し治る見込みがなく、自分で安楽死のできる施設を探し、安楽死を選ぶ。
それまでの一人息子や隣人とのやり取り。。
(というか、息子を中心に物語は進む)

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この息子が、ダメな感じ。。
この世には、恫喝で人をどうにかできると思っている人がいる、と誰かが言っていたけど、そんな感じ。
個人的にとても嫌いなタイプです。
気に入らないことがあると、すぐ大きな声を上げ、わあわあ罵倒の言葉を並べ立てる。
器、ちっせえんだよ!と冷たい眼差し。哀れに思える。

年老いた母親を
「食べ方も、変な服着て掃除する姿もすべて気に入らない!」
「一発顔にくらわしてやろうか!」「早く死ね!」と罵り、暴力を振るおうとする中年男のくだらなさ、むなしさったらない。

いつも負けていない母親でも、そこでもいわれると怒りと悲しさと恐怖と憤りややるせなさとでいっぱいになるわけで。。


最後に、死に向かうための薬を飲んだ後、息子が母親のことを初めて「ママ」と呼んで「愛している」とお互いに言い合うのだけど、なんかもう遅いよね。だって目を閉じたら亡くなるんだもの。

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いわゆる先進国で、尊厳死の法整備がなされていないのは日本くらいなもんらしい。
日本って、遅れてるところはとことん遅れてる、人権や尊厳に関して。

まぁそれはさておき、ちょっと物足りなさを感じる内容ではありました。
いまいち親子間のことや、母親が尊厳死を選ぶ行く過程が描き切れていない印象も。


***もん***

| 映画よもやま | 10:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ブルージャスミン』

やっと観ることができたーーー!

いやこれ。ケイト・ブランシェットの演技力に脱帽。すごいです。。
この切なさ、やるせなさ。。
最後の彼女のセリフに「何がなんだか、ぐちゃぐちゃ」というようなものがあるのですが、そのぐちゃぐちゃ感が凄まじい。
いる。こういう人いる。というかある、こういうことある。

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現実と過去との対比がなされながら進むという展開で、
個人的にはちょっと苦手なタイプの構成なのだけど、ずーっと精神的に不安定な女性の様子がものすごく伝わってきて
胸が痛みます。可哀相、とかじゃなくて、辛い。自分が辛くなるこの感じ。ちょっと前に書いた岸谷五郎が痛々しい、という立場ではなく、あくまで自分自身が辛くなる。


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最初は、セレブ気取りの超嫌なやつ?と思ったけど、まぁそういう面もないことはないけど、とにかく不安定。
でもね、あるよね、こういうこと。
過去の自分と現実の自分と、思う描く自分のギャップが埋められなくて折り合いつけられなくてわけわからんようになる。そしてお薬やお酒を常に投入、切らさず投入。あるよね、うんうんあるよね・・・・

とにかくケイト・ブランシェットが素晴らしいです。


***もん***

| 映画よもやま | 18:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大雪

大雪にブルっ!

昨日久しぶりに広島へ出て、広島映サのメンバーから聞かされていた『シャトーブリアンからの
手紙』を見ることができた。

シャトーブリアンとはナチス占領下のフランスで「政治犯」が収容されている地名。
ドイツ将校1人の暗殺に対してフランス人100人もの処刑が命じられる。

映画は収容所内の少年ギィを中心に描かれる。収容所内には釈放を明日に
約束されている若者や、医者、足の不自由な人など多数が囚われている。

「おまえは何に従う?」のセリフは、作者が観る者私たちに問いかける言葉だ。
若いドイツ兵も「おまえは考えるな」と上官にののしられる。

フランスとドイツ、この両国の平和なくしてヨーロッパの平和はないという
映画人の思いがこの映画を作らせた。

冷たい凍りつくような事実に反して浮かび上がるのは
少年の若いエネルギー、少女への手紙、家族への愛、
結婚を約束した妻のぬくもり、自由、詩・・・

19日までサロンシネマで上映されています。
是非、今見ておきたい一本です。

                                事務局 エンゾ


雪

| 事務局より | 10:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『フルートベール駅で 』

前回upした作品のお目直し(こんな言葉ある?)作品を探しにレンタルショップへ行き発見した作品。

実話に基づいている作品。

シネマトゥデイさんの作品解説抜粋。以下転載

*****

2009年1月1日、22歳の黒人青年が警察官に銃で撃たれて死亡した事件を基に映画化し、映画祭や賞レースを席巻したドラマ。
新年を迎えようという12月31日、家族や友人といつもの日常を過ごす青年の姿を描き、突然この世から去った彼の運命の残酷さやはかなさを浮き上がらせる。監督は、本作で長編映画デビューを飾ったライアン・クーグラー。主人公の黒人青年を『クロニクル』などのマイケル・B・ジョーダンが演じ、オスカー受賞者のオクタヴィア・スペンサーが共演。事件の痛ましさや、残された者の憤りと悲しさが胸に突き刺さる。

*****

残酷さやはかなさ、は別として。
オスカーの日常を描き、どんな人となりでどんな生活をしていたか、ドキュメンタリータッチで描かれている。
本当になんてことのない、娘とのやり取り、彼女への愛情、家族との交流、友人や恋人たちとの付き合い。
そして、後半に事件は起きる。


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劇中、「人種差別」という言葉は一切出てこないが、警官はすべて白人、暴力を振るわれているのはすべて黒人、となるとやはり人種差別ではないか、と思ってしまう。

なんで、こんな理不尽なことが繰り返されているのだろう。

個人的には「教育」の影響力を思った。

誤った教育をし、受け、それらが修正不能となったときの恐ろしさ。
個人がすべて悪いのではない。(警官がやったことは絶対悪だけど)

22歳の青年を殺して、殺人罪で起訴された警官は結局11か月で出所したと、最後テロップで。

オスカーの追悼の会に大きくなった娘の映像がアップで映し出されて終わるこの映画。

煮えたぎるような怒りと憤りでいっぱいになる。
「差別」に強く反応してしまう私にとっては結構重たい内容でした。


***もん***

| 映画よもやま | 09:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『夜明けの街で』

いやまあ、ふかきょんは可愛いです。

うーん。
原作の雰囲気は出てる、というか読んでないけど、東野圭吾の作品特有の雰囲気は出てると思う。
本好きの方と話すのに、「東野圭吾って❛クサイ❜よね・・・・」
…この雰囲気は出てますよね。

内容は、どうでもいい感じ(スミマセン)
録画しておいたものを観たのですが、後半早送りで観ました。
フカキョンの顔やスタイルは可愛いのだけど、あのしゃべり方では女優はやってけないよね。
岸谷五郎演じるサラリーマン、原作に忠実に役作りをしたのか、観ていてまさに❛クサイ❜ともすれば恥ずかしい(スミマセン)

ミステリー要素があるといえばあるけど、全然面白い展開ではないし、
岸谷五郎演じるサラリーマンが、不倫相手であるフカキョンとの関係・妻との関係をそれぞれ「地獄」と表現するが、それも巧いとは思わない。

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二枚目を演じようとしている岸谷五郎が若干痛々しい。

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観客は、どの層を、誰をターゲットにしたのだろうか?
恋愛どうのこうのとか、どうでもええわ!と思ってしまいました。

さっぱり感情移入できない一本でした。


***もん***

| 映画よもやま | 09:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『硫黄島からの手紙』

クリント・イーストウッド監督。
アメリカ人監督の作品とは思えない内容。
なんか、確実に日本側から描かれている印象が、、、

二宮君、彼は何がこんなにいいのだろう、といつも思うけど、間の取り方や喋り方なのかな。それと、表情の作り方か。

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しかしだな。。。
戦争の映画って、やっぱり結構色がついてしまってる気がするんだよね。。
それを感じてしまうと、ほんと、冷静に観られなくなる。。
で、最終的に
「ダメ。戦争絶対ダメ。誰も幸せにならない。みんな不幸になる。ぜったいダメ」
という思いを新たに&さらに強くするというか確信する。
それだけでも観る価値があるとは思うけど。。
百田尚樹みたいに、戦争肯定派(美化派)のモノは加えてムカムカイライラしてしまうけどね。

***もん***

| 映画よもやま | 21:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『わが母の記』

いやぁ、観てびっくり。
くらーーーーーい、おもーーーーーい映画かと思っていましたが全然そんなことはなく。
キャステイングもよく。
というか原作が井上靖だったのですね。しかも、自伝的小説だとか。
なるほどなあ~、です。

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宮崎あおいが、童顔を生かして中学生時代からをずっと演じていたけど、違和感ないですね。

認知症の母を演じる樹木希林さんは、もう、ほんと、さすがなんです。。
そうとしか言いようがない。。。。

同じことを繰り返し話す祖母に、笑顔で、しかも上っ面のじゃなくて楽しんで対応する孫三人娘。
このシーン、結構好きです。

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3人娘の父親の役所広司も、うまいです、もちろん。
父親としての愛情、職業作家としての顔、それぞれメリハリがあり、でもやっぱり父であり、息子であり、みたいなさり気ない部分までしっかり魅せる演技をされています。
男ってのは、やはり「母親」への思いが特別なんだろうな、と思いました。

母の八重が亡くなった時、同居し面倒を見ていた妹に対してかけたねぎらいの言葉に、グッときました。
妹演じるキムラ緑子さんも、当然味わい深い演技です。

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どんよりして、色々考えねばならない映画かな、と思っていたけど、思ったよりは深刻にならずに観ることができました。
介護の問題?認知症の問題?母と息子のかかわり中心の問題?と勝手に思っていたけど、ひとつの家族の歴史の物語ですね。

***もん***

| 映画よもやま | 21:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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