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11月例会
創立50周年記念第6弾
『輝ける人生』(2017年イギリス映画)
上映時間:1時間54分
2019年11月16日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:40 ③18:30 の3回上映

予告編はこちらから

2017年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年12月

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『0円キッチン』

〝先進国〟とは一体なんぞや、が私の頭の中でグルグル。
無駄を生むシステムを続けていると、先進国と思っていた国がいつの間にか地球規模で見れば後進国になってしまうんでないかい?もうそうなんでないかい?なんて考えながらみてた。

20円キッチン

日本は世界でも廃棄食料が極めて多い国。
廃棄食料だけで食事をつくる車で作者がヨーロッパ各国をめぐり、廃棄食料で食事をしつつ様々な活動を取材していく。
鉄腕ダッシュの0円食堂がすごい好きでこの映画も気になっとったのですが、より社会派とゆーかドキュメンタリーかと思いきやドキュメントと言うにはキッチリしっかり撮られた報道・ジャーナリズムの作品だった。

0円キッチン1


車とか船とかきちんと並走してきれいに撮られてるし、一体どんだけの規模での撮影なんじゃろとか考えてしまったりした。
決め撮りしないと絶対無理なシーンが結構な頻度で出てくるもんだから。
なんか、もっと体当たり的な雑な部分が多い方が面白いパターンの題材な気がしてしまった。
楽しくポップな作りにしといて考えさせるお勉強映画。
内容は知るべきもので、とてもためになった。


by ぼん

| 映画よもやま | 05:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『瞳の奥の秘密』

なんとなく観始めたら、セリフがあまり多くないこととトーンが好みで最後まで観てしまった。

全体的になんだか力がある作品のように感じた。調べたら第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞しているらしい。

サスペンスというかミステリーというか、こういうジャンルだと思う。自分ではえらばないジャンル。
これが録画シリーズの良さでもあるかも。

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ラストどうやって決着するのか、何が落としどころなのか最後まで目が離せない。
でも私は「驚愕のラスト」というほどの感想は抱かなかった。
ただ悲しい結末であるとは思った。

***もん***

| 映画よもやま | 05:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『恋人たち』

橋口亮輔監督の久しぶりの作品。
橋口監督の作品で初めて観た作品は『ハッシュ!』
学生時代のことだった。確か、大学1年生か2年生の事。レンタルショップでふと見かけて借りてきたのだと思う。
私にはゲイの友人がいたし、田辺誠一が好きだし、「ハッシュ」ということばと、「!」に疾走感を感じてなんだか面白そうだな~とか、そんな理由から選んで観た記憶がある。
そして、いまだにたまに思い出しては「良い作品だったなー」と振り返っている。というか、たまに振り返る作品ってことが良い作品であることの、なによりの証だと思う。(良い作品、という定義、言葉も難しいけど)

そのあとの『ぐるりのこと』よりも『ハッシュ!』のほうが私の好みだったと思う。
もう観たのが昔過ぎて詳しい内容は憶えてはいないけど。


さて今回の『恋人たち』は広島では横川シネマで上映されていた。
それが最近BSでたま~に放映されている。
なんとなく暗そうな映画だなーとは思っていたけど、もう冒頭から目が離せなかった。

篠原篤演じる篠塚の一人語りから本編はスタートするが、その状況や内容、篠塚の言葉が博多弁であることから色んなことを想像させられ「どういうことだろー??」と気になり始めると…もう物語の中に取り込まれ。

恋人たち2

篠塚のほかに、主婦の瞳子、ゲイの弁護士四ノ宮、この3人と、それぞれの周囲との関係が描かれていく。
共通するのは、篠塚、瞳子、四ノ宮、の3人を演じる俳優たちがはっきり言ってほぼ無名であるという点。
先入観、イメージや過去の役の印象とかに邪魔されずに観ることができるのは、この作品にとっては非常に有効な演出の一つだと思う。『ハッピーアワー』でも感じたが、どこにもでいる人たちの日常は有名人のそれよりも身近で気になることなのだから。

途中、リリー・フランキーが出てきたり、
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光石研が出てきたり、
恋人たち

知ってる俳優さんが出てきたところで「あぁ、ドキュメンタリーじゃないよね」と実感するくらい。

後半の後半、篠塚が職場の人に苦しさを吐露するシーンには涙が出た。

ラストに向かうにつれて、3人共に幸せになってほしい、といつの間にか願っている自分に気付く。

なかなかこういう作品には出会えない。
『ハッピーアワー』につづき、『恋人たち』
普通の人たちの、普通の生活の中にある出来事、日常が描かれている映画。
今年の作品ではないけれど、今年観た中ではかなり上位に食い込んでくる2作品となりました。


***もん***

| 映画よもやま | 05:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『くまのアーネストとセリスティーヌ』

録画していて、どうかな~アニメだしな~と思いながら観始めましたが、テンポも展開も内容もものすごく良かった。

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ベルギーの絵本作家、ガブリエル・バンサンの代表作である「くまのアーネストおじさん」シリーズをアニメ映画化したものだそう。

子どもの頃に想像したり、大好きだった世界観が描かれている。
アニメにしかできないことをやってると思う。

子ども向けというだけではない。大人でも、はっとさせられる部分がたくさんある。
セリスティーヌの『くまとネズミが仲良くするのが気に入らないだけなんだわ!』というセリフには「あ~あるな~こういうこと。。。」と思わされた。

ふたり(くまのアーネストとねずみのセリスティーヌ)の交流、純粋に、純粋な友情をはぐくんでいく様子は見ていて本当に心地よかった。

DVD買おうかな、と思うくらいの作品に久しぶりに出会った気がする。

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***もん***

| 映画よもやま | 05:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『わたしは、ダニエル・ブレイク』例会学習会

例会学習会のご案内

第299回例会『わたしは、ダニエル・ブレイク』

参加して得する例会学習会のご案内

とき 11月11日(土)午後13:30~15:30

ところ 呉映画サークル事務所
※上り方向本通6丁目バス停すぐのパン屋さん3F

参加費 500円(学習会)

申込み 11月10日までにEメール又は電話で事務局まで
     Eメール: kureeisa@crux.ocn.ne.jp
     電話:0823-24-0217(事務局)

2017中下
▲お話し/その①
生活困窮者の相談を受けて

講師=中下量太さん(呉市生活と健康を守る会事務局長)
2017坂本弁護士
▲お話し/その②
生活保護は恩恵なのか?
~制度の歴史を振り返りながら~

講師=坂本慶太さん(弁護士/2017年度広島弁護士会呉地区会長
/呉合同法律事務所所属/貧困問題全国協議会に参加)

※映画はイギリスを舞台に、生活保護を受けようとしてその制度から
振り落とされる現状を描きます。今回の例会学習会は、日本の状況を
報告いただき、そしてその制度の歴史的背景を学びます。どなたでも
参加できますので是非ご参加ください。

                                      事務局 エンゾ

| 例会学習会 | 16:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『裁き』『viva公務員』

二本連続で横川シネマにて観てきた。
別々に描くほどの事でもないのでもう一つの記事にまとめます(;´∀`)

①『裁き』
インド映画と言えばのボリウッド感は一切なく淡々と進む。
物語の節々にカースト制をはじめとするインドが抱える問題が描かれているが、それぞれの問題が少しずつ描かれているため、なんだか散漫。何か1つに特化して描いた方が映画としてはおもしろい気がした。
また、本編とあまり関係ないシーンがちょいちょい入ってきていて、伏線かと思いきやそうではなく意味がよく分からなかった。何を1番に伝えたかったのか?
それにしてもインドにも日本でいうところの共謀罪があるのには驚き。多くの国は国民を監視し、国民から反抗されるのを恐れ、押さえ付けたいのだと本当に嫌な気持ちになった。

②『viva!公務員』
イタリア映画だけど。
喜劇だけど。
音楽がいちいちうるさくて、コメディだとわかっていたのに、面倒くさくてなんか観なくてもいいや~と思いながら観てしまった。

あー残念。


***もん***

| 映画よもやま | 05:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ハッピーアワー』

ようやく観ることができた!
5時間17分という上映時間だけ聞いて、「なげぇな~どんな映画だよ~」と思っていたけど、何が何が!
一気にノントップで観ましたよ(もちろんトイレにはいきましたけど)

演技経験のない人たちを使っての5時間17分の映画。
カット一つ一つも印象的なものが多く、すごく計算されていたように感じた。
舞台を見ているような感覚でもあり、でも長編小説を読んでいる感覚に一番似ていると思った。


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主人公の4人の女性たちはアラフォーで、みんな立場が違う。
独身の人、離婚調停中の人、夫婦二人きりの生活の人、夫と義母と中学生の子どものいる人と。
同じまでとはいかずとも、誰かに自分や身近な人を投影、重ねられる設定になっているし、それ故彼女たちが抱える悩みや葛藤や生活に共感でき、物語に入り込めるのだと思う。
奇抜でも、ドラマティックでもなく、自分と地続きなこと、日々のこと、日常、毎日の事だからこそ目が離せなくなる。
有名人の生活よりも、隣人の生活の方が実は気になってたりしない?
そこをうまくついてきた映画だと思う。(中東の映画ってそういう映画が多い気がするけど現代の日本映画ではそういう映画って少ない気がするなあ。)有名なキャストが居ないのがまずその表れかな。

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誰が悪いわけでも、何がまずいわけでもないのにちょっとしたすれ違いが積み重なっていたり、
また、相手を思い過ぎたり、言葉にできない(ならない)感情の行き違いがあったり、そういうのって観客自身も体験があることで。
それぞれの「痛み」が本当に共感できて、理解さえした気分になる。

桜子の「謝りたいけど謝られへん」とか
芙美の「申し訳ないけど一緒にはいられない」とか
あかりの「助けてほしい。あんたを助けられるかもしれない」とか
純と、純の夫の、お互いに向ける言葉。
芙美と夫の掛け合いも。
どうしようもない痛み。誰もが抱える痛み。

決してセリフが多いわけでもないのに5時間17分。
セリフのやり取りも巧妙です。
うーむ、お見事でございます。

***もん***

| 映画よもやま | 05:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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