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1月例会
『芳華-youth-』(2017年中国映画)
上映時間:2時間15分
2020年1月18日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:40 ③18:30 の3回上映
各回 広島大学中国語講師・袁葉さんトーク付
☆トーク15:10~15:30、18:00~18:20           18:25~18:30 予告編はこちらから

2018年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年05月

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『牯嶺街少年殺人事件』

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』
昨年、横川シネマにて鑑賞しました。


牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件


あらすじ/
『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』公式ホームページより抜粋

この世界は僕が照らしてみせる。
自分たちの手で未来は変えられると信じてー。
1960年代初頭の台北。建国高校昼間部の受験に失敗して夜間部に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)や飛機(フェイジー)らといつもつるんでいた。 小四はある日、怪我をした小明(シャオミン)という少女と保健室で知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪いあい、相手を殺して姿を消していた。ハニーの不在で統制力を失った小公園は、今では中山堂を管理する父親の権力を笠に着た滑頭(ホアトウ)が幅を利かせている。
小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことをきっかけにグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。

エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。
世界中のアーティストに影響を与え、熱狂的な信奉者を生み出した伝説の傑作がエドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる2017年に4Kレストア・デジタルリマスター版で蘇る。

***

昨年、横川シネマにて特別興行として上映されていました。
約4時間の大作です。

不良たちのいつ爆発するかわからない張り詰めた空気、1人の少女への思いが募り過ぎて過ちを犯してしまった少年。
思春期の危うくて無謀な生き方が4時間に詰まっています。
その時の時代のあり方でこんなにも少年少女たちの運命が変わってしまうのだなと考えさせられました。

舞台は台湾ですが、日本の統治下にあったということで、登場人物たちの住まいは日本式。(木造、畳、襖など)
建築以外もそういった所はありましたが、あまりにも日本すぎて、「統治する」ということはここまで影響してくるのだな、と思いました。
オーディションで大抜擢となった透明感ある小明、映画の中の男子たちが惚れる理由が分かります。。。

鑑賞した直後は約4時間の圧に、疲れていたのは覚えています。
ですが、時が経つにつれ、私の中でもう一度観たい映画となっています。

たま

| 事務局より | 05:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『火垂るの墓』

高畑監督が亡くなったことは、呉映サとしても、全国映連としても、個人的にもショッキングな出来事です。
私は映画大学in呉で初めてお会いし、一緒に呉をまわりました。
でも全国映連の昔からの方々はもっともっと古いお付き合いがあったので並々ならぬ思いもあったのではと思います。


地上波で、追悼番組するかな、と思っていたらまずは『火垂るの墓』が放送されたので録画して、そして「よし!」と決心して観ました。
というのも、この映画は私の中ではほとんどトラウマのような作品。
子どもの頃、親がよく色んなビデオを借りてきてくれていて、そのうちの一つが『火垂るの墓』だった。
まだ小学1年生か2年生だった私と幼稚園の弟と二人で観ていたはずなのに途中から私一人で観ていて最後号泣して「なんで弟おらんの?(なぜ一人にした)この気持ちは何?!(感情表現ができなかった)」と思ったことを覚えている。
映画を観て泣く、という経験を私の人生において初めてもたらせたのが『火垂るの墓』だったのだ。
それ以来、幾度となく観る機会はあれどこの映画は正直避けてきた。

火垂るの墓1


7歳かそこらで観たときに表現できなかった気持ちは今なら分かる。
悲しみ、苦しみ、辛さ、憤り、怒り、いたたまれなさ…
強烈な息苦しさ。堪えきれずにあふれる涙。それらをまた体験するのが嫌だったのだ。
だけど、今これを観ずにいることはできない、そう決心して観た。
でもやっぱり直視できなかった。
泣かないように自分の中で予防線を引いてみた。
それでも節子の弱りゆく姿には息が止まりそうだった。
清太の精一杯の言動が切なかった。


高畑監督の戦争体験は、『火垂るの墓』よりもっと厳しいものだったと言われていた。
戦時中、誰が被害者になりどういう生活を強いられたのか、ひとたび戦争になれば何がどうなっていくのか、この映画を観れば、あくまでその一端が分かると思う。


もっともっと高畑監督にいろんな話を伺っていたら良かったなと思う。

火垂るの墓2

次は、高畑監督の作品、何を観ようかな。


***もん***

| 映画よもやま | 04:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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これ観たい

ペンタゴン1

非常に興味ある内容・テーマの映画だけど、メリル・ストリープが苦手なので「う~~~~ん」と思っていたけど運営委員の何人かが観に行ってやっぱり「良かった!」と言っていたので行きたいところ。

今の日本と同じですよね~。
アメリカにこういう映画を描かせたら上手だと思う。忖度しないから。

広島県内、八丁座やバルト11はじめ、各所で上映中です!

***もん***

| 映画よもやま | 05:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ソウォン 願い』

韓国・韓国映画好きのツイッターのフォロワーさんが教えてくれた一本。
『トガニ』と同じような題材ではあるけど観た後がまた違いますよ、と。
そうか、それなら観てみようとレンタルショップへ。
ちょいと小話だけど、よく行くレンタルショップには私が勝手に「永遠の新人」と名付けている店員がいる。
要領が悪く融通が利かないというか臨機応変の対応が苦手。
新人だろうなーと。。
でも、いつ行ってもこう。最初だけでなく、もうずっとこう。だから「永遠の新人」
ただ救いなのは一生懸命なところ。一生懸命やってこうなら仕方がねえ。
一生懸命な所がまた新人感を募らせるのだけどね。。

さて本題。

小学生のソウォンはある日の登校中、学校の目の前で中年の男からひどい暴力と性的暴行を受ける。
そこからソウォンと、両親、友だち、両親の友だちとの様々なことが変化し、上がったり下がったりしながら日々を過ごす。
容疑者(犯人)はろくでもねえやつで、裁判の様子も描かれているが、容疑者と被害者の家族が直接面会できるシステムが韓国になるのは知らなかった。
ソウォンは賢くて聡明でやさしくて。それ故に両親の今の状況が分かってしまう。子どもながらの純粋な感性で両親を気遣う姿は胸が痛かった。もっとわがままで想像力に欠ける子の方が楽だったかもしれない。

韓国映画は、「あーこれ泣かせるシーンだ」と分かっても、泣いてしまう。
日本映画で同じような仕掛けがあったら白けてしまうのになぜなのだろう。

劇中一番泣いたのはこちらのシーン

ソウォン1

本作品の一番の見どころかも。
このシーンをこのタイミング・この場面でもってくるのもうまい。

また父親役の俳優さんも良かったです。
この映画を勧めてくれたフォロワーさんから、広島のダマー映画祭に監督と父親役の俳優さん来られていたのですよ、とその時の記事を教えていただきました。↓

http://cinemakorea.blog.fc2.com/blog-entry-106.html

この中での監督の言葉「『ソウォン(願い)』も英雄ではなく小市民が偉大な作品」と述べ、「ダマー映画祭は小さな映画祭だが、小さいものほど美しい」」という言葉にすごく共感した。
物語・ドラマは日常にあって、天空人ではなく「わたし」や「あなた」や「あのひと」こそ面白いんだよね。。

ソウォン2


毎回思うけど、やっぱり韓国の映画は気合と疾走感が違う。
トガニもソウォンも子どもが被害者の実話を描いた作品。
なので当然子どもが傷付けられる・傷付いているシーンがあるのだけど、もうそれも容赦ない。
ただ現実はもっと厳しいものだったのだろうと思う。
日本だったら前後の流れや行間や例え、セリフを使って子どもが暴力被害にあったことを伝えるという方法をとるかもしれない場面でも韓国映画は直球気味に表現している。

俳優陣の気概というか熱量もすごいものがあるなあと思う。

今後も韓国映画はますます楽しみです。

***もん***

| 事務局より | 05:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『トガニ 幼き瞳の告発』

コンユが好きだと話したら、「『トガニ』観た?」と聞かれたので観てみた。

重かった。。。
久々に重かった。でもさすが韓国映画だと思った。容赦ない。
でも。
実際はもっとひどかったのだろうと思う。映画で描けるギリギリのところを描いたのだろう。これでもまだ控えめに。

n_613pcxp50099pl.jpg


以下、映画.comよりコピペ

***

解説
韓国のある聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたサスペンスドラマ。郊外の学校に赴任した美術教師のイノは、寮の指導教員が女子生徒に体罰を加えている現場を目撃する。やがて、その女子生徒が校長を含む複数の教員から性的虐待を受けていることを知ったイノは、その事実を告発し、子どもたちとともに法廷に立つ決意を固めるが……。韓国では本作の公開で事件が広く知れわたり、当該の学校が閉鎖されるなど社会現象を巻き起こした。主演は人気ドラマ「コーヒープリンス1号店」のコン・ユ。

***

観ていて本当に気分が悪かった。
しかも映画は、校長や理事長たち、暴力を加えた人たちが裁判で無罪同然になることろで終わっていて。
こんなことってあり?!と思ってググったら。
この映画を観た韓国国民が怒って裁判やり直しになったり社会的制裁を受けいていたことが分かって救われた。
韓国ってすごい。
同じことが日本であっても、まず若い子から大人気のジャニーズみたいな俳優さんは演じないだろうし、そもそも映画化するという風にいろんな意味でならないのではないかと思った。
国民も、きちんと怒れる人がどれくらいいるか。
そういうことも含めて、韓国社会、韓国映画すげえなあと思いました。


***もん***


| 映画よもやま | 06:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ベロニカとの記憶』

『ベロニカとの記憶』
サロンシネマにて鑑賞しました。

2ベロニカとの記憶



あらすじ
『ベロニカとの記憶』公式ホームページより

***
ロンドン。60歳を過ぎ、ひとり静かな生活を送るトニーの元に届いた、一通の手紙。そこから“記憶”をたどる物語が始まる。ー
引退生活を送るトニーの元にある日、見知らぬ弁護士から手紙が届く。あなたに日記を遺した女性がいると。その女性とは、40年も前の初恋の人ベロニカの母親だった。遺品の日記は、トニーの学生時代の親友のものだった。なぜベロニカの母親の元にその日記があったのか?そこには一体何が書かれているのか?
長い間忘れていた青春時代の記憶、若くして自殺した親友、初恋の秘密――。ベロニカとの再会を果たすことにより、トニーの記憶は大きく揺らぎ始める‥‥。過去の謎が明らかになった時、トニーは人生の真実を知ることになる。
*  *  *  *  *

私はすごく共感できた映画でした。
その場の感情で言ったこと、行動に起こしてしまったこと。それが誰かにとって大きく人生を狂わせてしまったとしても、時が経つうちに都合よく忘れてしまう。
そういうことが日々あるんじゃないかな、と自分の中で思うことがよくあります。
1ベロニカとの記憶



ラスト、今までの自分の至らなさ、鈍化さに気づき元奥さんに謝罪したシーンが良かったです。
「ああ、気づけて良かったね。」と思いました。
共感できたという部分は、『気づくこと』や、『謝罪の気持ち』かもしれないです。

たま

| 映画よもやま | 16:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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