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7月例会
→新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止します! 9月例会『風をつかまえた少年』は開催予定です。(9月26日) 予告編はこちらから

2020年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年08月

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『娘は戦場で生まれた』

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原題は『For Sama』
サマのために。

サマ、とは、ポスターに写っている赤ちゃんの事。
撮影したのは、彼女を抱っこしている母親のワアド。

シリアで学生生活を送りながらカメラでシリアの様子を撮影し始めたワアド。
だんだんと内戦の状況が悪化し、しかしその中で大学時代の友人で医師のハムザと結婚し、娘が誕生する。
その娘に、平和の願いを込めて「空」を意味する「Sama」という名前をつけた。
戦闘が激化する中で、なぜシリアから離れなかったのか、親としての葛藤も映像の中には出てくる。
サマが大きくなった時に、きっと目にすることを前提に撮っていたのだろう。
シリアから出ていく人々、いろんな事情から出て行けずにこの地に残ることを決めた人々。

日々犠牲になる人々。特に、子どもが亡くなるシーンは本当につらかった。
毎日爆撃におびえ、生死のはざまを行き来する中で、よく精神を保っていられたなと思った。
でもそれはカメラがあったからだろうし、子どもがいて、夫がいたからだろう。
この医師の夫もなかなかのお人柄で、病院が爆撃されてもあきらめずにまた次の病院を探し出したり、
毎日、まさに「血の海」になっている病院で、絶望や怒りとたたかいながら傷ついた「普通の人々」のためにめちゃくちゃ働いていた。自らの命を顧みずに、という風に見えるけど、これは実際、妻からしたらどういう心境なのだろうか。。
「あなたが死んだ意味がない」と「人々の命を救ってなんと素晴らしいのだろう」のはざまで結構苦しい気がするな…

それにしても、そこに住む人がとらえた内戦の実情って、ものすごい力がある。
記録することの大切さも痛感しました。

***もん***

| 映画よもやま | 04:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『スウィング・キッズ』

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昨年からの話題作で、絶対観に行く!こりゃきっと例会候補だわ!!と意気込んでいたのに
コロナの影響で劇場が閉まってしまい、もう観られないのかとがっくりしていたところ、
コロナ明けの劇場でまたかかると!
嬉しくて早速観に行ってきましたよ。

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確かに、ダンスも音楽も超カッコイイ。役者も当然良い。
で、どうなるの?どうするの?!と思っていたら終わった。。

主人公の男の子の課題、テーマ、目標・・・ドラマ、が見えない。
物語の「核」となる一番大事なところが見えない。
例会でもかけた『サニー 永遠の仲間たち』の監督作品だったので期待していたけど・・

もちろん、戦争の残酷さ、人種差別などの問題は、それはそれとして理解できたけど
物語の「核」はいったい何だったのか。
なぜ、タップダンスでないとならなかったのか、
主人公の男の子の背景はなんだったのか、彼のめざすところ、どうしたいのか、どこを目標にしているのかがほとんどわからなかった。

ちょっと例会には厳しいかな、と感じました。


***もん***

| 映画よもやま | 04:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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