FC2ブログ
11月例会
『婚約者の友人』(2016年フランス・ドイツ映画)
  上映時間:1時間53分
2018年11月10日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
映画会社のサイトはコチラ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『ソウォン 願い』

韓国・韓国映画好きのツイッターのフォロワーさんが教えてくれた一本。
『トガニ』と同じような題材ではあるけど観た後がまた違いますよ、と。
そうか、それなら観てみようとレンタルショップへ。
ちょいと小話だけど、よく行くレンタルショップには私が勝手に「永遠の新人」と名付けている店員がいる。
要領が悪く融通が利かないというか臨機応変の対応が苦手。
新人だろうなーと。。
でも、いつ行ってもこう。最初だけでなく、もうずっとこう。だから「永遠の新人」
ただ救いなのは一生懸命なところ。一生懸命やってこうなら仕方がねえ。
一生懸命な所がまた新人感を募らせるのだけどね。。

さて本題。

小学生のソウォンはある日の登校中、学校の目の前で中年の男からひどい暴力と性的暴行を受ける。
そこからソウォンと、両親、友だち、両親の友だちとの様々なことが変化し、上がったり下がったりしながら日々を過ごす。
容疑者(犯人)はろくでもねえやつで、裁判の様子も描かれているが、容疑者と被害者の家族が直接面会できるシステムが韓国になるのは知らなかった。
ソウォンは賢くて聡明でやさしくて。それ故に両親の今の状況が分かってしまう。子どもながらの純粋な感性で両親を気遣う姿は胸が痛かった。もっとわがままで想像力に欠ける子の方が楽だったかもしれない。

韓国映画は、「あーこれ泣かせるシーンだ」と分かっても、泣いてしまう。
日本映画で同じような仕掛けがあったら白けてしまうのになぜなのだろう。

劇中一番泣いたのはこちらのシーン

ソウォン1

本作品の一番の見どころかも。
このシーンをこのタイミング・この場面でもってくるのもうまい。

また父親役の俳優さんも良かったです。
この映画を勧めてくれたフォロワーさんから、広島のダマー映画祭に監督と父親役の俳優さん来られていたのですよ、とその時の記事を教えていただきました。↓

http://cinemakorea.blog.fc2.com/blog-entry-106.html

この中での監督の言葉「『ソウォン(願い)』も英雄ではなく小市民が偉大な作品」と述べ、「ダマー映画祭は小さな映画祭だが、小さいものほど美しい」」という言葉にすごく共感した。
物語・ドラマは日常にあって、天空人ではなく「わたし」や「あなた」や「あのひと」こそ面白いんだよね。。

ソウォン2


毎回思うけど、やっぱり韓国の映画は気合と疾走感が違う。
トガニもソウォンも子どもが被害者の実話を描いた作品。
なので当然子どもが傷付けられる・傷付いているシーンがあるのだけど、もうそれも容赦ない。
ただ現実はもっと厳しいものだったのだろうと思う。
日本だったら前後の流れや行間や例え、セリフを使って子どもが暴力被害にあったことを伝えるという方法をとるかもしれない場面でも韓国映画は直球気味に表現している。

俳優陣の気概というか熱量もすごいものがあるなあと思う。

今後も韓国映画はますます楽しみです。

***もん***

| 事務局より | 05:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT