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11月例会
『婚約者の友人』(2016年フランス・ドイツ映画)
  上映時間:1時間53分
2018年11月10日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
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『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』

写真家福島菊次郎を通して見た日本と、彼自身の生き方。
撮影した報道写真25万枚の中で1番多かったのは被爆者だったらしい。
自衛隊の写真を世に送り出した後は暴漢に襲われ、自宅を放火されたそう。
その時はなんと長女がネガを全部持ち出したという。「長女には頭が上がらない」


飼い犬と散歩したり、眼鏡屋や病院にいったときは普通のおじいちゃんなんだけど、ひとたびカメラを持ちシャッター切るときの機敏さと力強さは別人のよう。
長女によると、菊次郎さんは離婚後、子ども三人を引き取り育てていたとき、泊まりがけで家を空けることは1度もなかったそう。夕飯はかならず作っていたと。そこは恐らく意識していたのでは、と。また個展など行うときは写真の木枠から自分で作るので、まず材木屋さんで木枠を買うところから準備をしていて、今思うといい時間だったと思うと懐かしそうに話されていた。


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戦時中が軍国青年だったという菊次郎さん。
戦争から戻り、昭和天皇の言葉を聞いた時の思い。
被爆者中村さんとの出会い、交流、中村さんの子どもとの関係。。。


映画の最後の方で中村さんの墓参りをする姿、ごめんね、という言葉。
写真にも福島さんから語られる言葉にもハッとさせられ、ズシンと静かに胸に落ちてくる。RCCの深夜枠で放送されていた。
CMも少なくしていた様子。欲を言えば21時枠にして欲しかったなあ。

戦後、日本の成長や復興、それに伴う詭弁、うそ、国の汚いやりかたを、そこの生きる人たちの姿の写真を通して世の中に発信し続けてきた福島さん。原発事故のニュースを食い入るようにして見つめるその姿はジャーナリストそのもの。
あの年で福島へ行き、その土地の人々の話を聞くときの姿勢は温かく真摯だった。背筋を伸ばし、住民の言葉に耳を傾けかっこよかった。

展覧会があれば行ってみたいです。

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