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11月例会
『婚約者の友人』(2016年フランス・ドイツ映画)
  上映時間:1時間53分
2018年11月10日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
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『ペパーミント・キャンディー』

2000年の韓国映画。
NHKと韓国の共同制作で、1998年の韓国の日本文化開放後、両国が最初に取り組んだ作品とのこと。
主役のソル・ギョングが20代の青年から40代の中年男性までを一人で演じている。

最初「これどうなるんやろ…」と不安だった。
まず過去を回想する作りの映画が苦手なのと、面白くなる気配を察知出来なかったから。
映画は、数年ごとに場面場面を切り取ってさかのぼる形で進んでいく。
現在の主人公は訳ありな感じで辛そうで。
それから数年前はどういう出来事があって、どういう人間だったか。
何が彼の人格を形作ったのか。
それが過去をさかのぼることによって徐々に明らかにされていく。

元恋人が、数年ぶりに現れた辺りからグッと良くなた。
軍隊での下りからピクニックの流れで、彼の人となりというかそもそもどういう人物だったのかが分かり、切なくて苦しくて何とも言えない気持ちになりった。
軍隊でのくだりについて、ちょっとわからなかったのだけど、この映画を貸して下さった方や映画解説を調べるとによると、実は光州事件を描いた場面とのこと。

まず、主人公を演じるソル・ギョングが素晴らしい。
一人の人間の約20年間を、それぞれの彼の状況を違和感なく演じていてこの人本当に何でもできるんだと思った。

それから作品の作りも、決して珍しくはないけど、観ていて飽きさせなくて観客に考えさせる余韻がある。
これ、タイミングさえ合えば例会候補だったのになあ。


***もん***

| 映画よもやま | 05:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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