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『少女は夜明けに夢を見る』

少女

イランの、少女の更生施設のドキュメンタリー。
薬物、窃盗、殺人などの罪を犯した10代の少女たちが共同生活を送る。
彼女らへのインタビューや家族との面会シーンがメインで、普段どんなことをしているのか分からないけど更生施設の職員はなかなかヤバい。
更生、ということばもどうかと思うが大人として彼女らにちゃんと向き合うつもりのある職員はいるのだろうか?
職員の教育はどうなってるのか…国として。


暴力をふるい、全く大切にしてくれない家族のもとに帰りたくない、
また路上で生活をしたくない、という少女に対して
「施設からでたら自殺しようがあなたの責任よ!」と突き放す職員。あの、更生ってなんなん?
施設を出た後の彼女らのフォロー…
仕事や住まいの紹介とか、社会に出ていく為のスキルを身につけるとか、、
敢えて言うならそれが「更生」なのではないか。

彼女らは、何よりもまず被害者なのだ。
実父やおじに性的虐待をされ、犯罪や麻薬が身近にある生活。
被害を母に話しても信じて貰えない苦しみ。
昨年のアジアフォーカスでイランの監督が話していた「不条理さ」を思った。
同じ罪でも男なら罰が軽く、許されたり子殺しは褒められさえするって…。
成人男性が何よりも強いのか、何よりも偉いのか、イラン。
観ながら、きっと『プリズン・サークル』とリンクしてくるんだろうなと思った。


***もん***

| 映画よもやま | 04:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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