2010.11.23 Tue
八丁座お披露目に行ってきました
11月26日に「ダマー映画祭inヒロシマ2010」でオープンする、八丁座。
まだ工事の最中でしたが、広島映サとともに呉映サも完成した姿をいち早く見せていただきました。松竹東洋座・名画座のあった8Fにエレベーターであがると、まだ工事中の紅白幕があり、全容を観ることはできませんでしたが、中に通して貰うと、まず目に付くのが、
松を描いた襖絵。東映の撮影所で実際に使用されていたもので、最近では「十三人の刺客」のオープニングで登場したそうです。この前を「松の廊下」と呼ぶそうです。
この襖絵の上には、
八丁座のロゴが。下の模様が昔の八(横の棒が5、縦の短い棒が3で8)を現したそうで、上の蝶々は「丁」にかけているそうです。
八丁座は170席の3Dにも対応できる「壱」と70席の「弐」の2スクリーンからなっています。
スクリーン表示もおしゃれです。
また、劇場の扉にも
広島を代表する安芸の宮島をモチーフにした絵が描かれていました。
「壱」の中に入ると
まるで歌舞伎座かと思うような幕が。これがスルスルと開いて映画が始まるかと思うと、なんだかそれだけで映画を楽しめそうです。
椅子にもこだわっており、地元マルニ木工渾身の作品と言えるような素晴らしいものでした。
各スクリーンとも2種類の椅子が用意され、お好みで選べるようです。
また、こちらには、なんと
畳の椅子も用意されています。グループで陣取り、靴を脱いでゆったり鑑賞できそうです。
そして、上映までの会場を照らす八丁座のロゴをあしらった提灯
藤色がなんとも綺麗でした。
「弐」の方は少しモダンな感じでしょうか。
椅子の色も若干モスグリーンのような色調です。
席の番号にもこだわりが
さらに両方のスクリーンの最後列には、
カウンター形式の席まで用意されていました。
どちらのスクリーンも木をふんだんに使用してあり、山の仕事をしている私としてはホントに嬉しい気分になりました。
更にトイレも
こちらは殿方用。二度とお目にかかることはない、ご婦人用のトイレを拝見
宮島焼きの手水鉢
蔵本社長と談笑する広島映サの方々。日本一いや世界一の劇場の誕生です。
この劇場でどんな映画を見ることができるのか?楽しみで仕方ありません。
まずはダマー映画祭に参加することにします。
オープンまでの準備でお忙しい中、私たちのような名もなき映画愛好団体にこのような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げ、この劇場に人が溢れるようになることを祈念致します。
【キケン部:かっしー】
| 映画館情報 | 20:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑