2011.01.12 Wed
呉映サベスト5アンケート(その2)
前回は、例会作品について書きましたが、今日は個人賞について、ちょっと書いてみます。
全国映連賞の個人賞は、日本映画に限ってますので、ここでも、日本映画から選んでみますね。
まずは、男優賞。2010年は柄本明さんがいろんな作品に出演されていました。例会でもやった「孤高のメス」をはじめ、ワタシが鑑賞した作品だけでも「ゴールデンスランバー」「花のあと」「春との旅」「悪人」「桜田門外ノ変」どれも主役ではないけれど、印象に残った役柄を演じておられました。鑑賞していない作品でも「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「死刑台のエレベーター」「雷桜」「ヘヴンズストーリー」などなど。これはすごいですね。
次に気になったのは、豊川悦司さん。「今度は愛妻家」「必死剣 鳥刺し」の2作品で主演。後者の吉川晃司との対決や壮絶なラストはこれまでのイメージを払拭するものでした。
あと、「孤高のメス」での堤真一さん。「SP 野望編」にも出演されていました。
でも、2010年の男優賞は、役所広司さん。「十三人の刺客」「最後の忠臣蔵」と2010年の特徴であった時代劇2本に主演し、どちらもその存在感は群を抜いていました。
よって、男優賞は役所広司さんで決まりです。
続いて女優賞。ここはどうしてもワタシの趣味に走ってしまいます。順当なところでは、「キャタピラー」の寺島しのぶさん、「告白」の松たか子さん、「川の底からこんにちは」「悪人」の満島ひかりさんあたりになるのでしょうが、松たか子さん以外はちょっと苦手。
あと印象深かったのは「告白」の木村佳乃さん、「孤高のメス」の夏川結衣さん、「花のあと」の剣士姿の北川景子さん「パーマネント野ばら」の菅野美穂さんですが、やっぱり「悪人」の深津絵里さんでしょう。
そして、もう一人。ニューフェイス賞として「書道ガールズ」「最後の忠臣蔵」の桜庭ななみちゃん。以上の二人で決定!!
そして監督賞は、「告白」の中島哲也監督、「悪人」の李相日監督のどちらかですが、中島監督はちょっとやり過ぎ。よって李相日監督に決定!
最後に忠臣蔵と人形浄瑠璃の曽根崎心中を上手く融合させた「最後の忠臣蔵」の脚本の田中陽造さんに特別賞を!!
以上、かっし-的2010年日本映画個人賞でした。
次回は、いよいよ日本映画と外国映画のベスト5です。さて、5本に絞ることができるか??
【キケン部:かっしー】
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