次回例会は
『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016年英・仏・ベルギー映画)
  上映時間:1時間48分
2017年11月18日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
公式サイトはコチラ

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『セデック・バレ』

あけましておめでとうございます。

今年は呉で映画大学もあるということで濃い一年になりそうですが、新たな一年もどうぞよろしくおねがいいたします。

さて本年1本目の感想は。
2013年中にエンゾさんに高評価だった『セデック・バレ』
DVDレンタルが開始され、レンタルされた方が私にも貸してくださり、(こういうのって本当にありがたいです!お世話になりました)
四時間以上あるということ、ずっと戦っている、、ということは聞いていたので「よし!」とちょっとした覚悟を決めてテレビの前に座りました。

やはり冒頭から結構乱暴なというか。。。

ストーリー、自分でうまくまとめる自信がないのでHP 『セデック・バレ』 から抜粋させて頂きます。

第一部:太陽旗
台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き狩猟民族・セデック族。その一集落を統べる頭目の息子モーナ・ルダオは村の内外に勇名をとどろかせていた。1895年、日清戦争で清が敗れると、彼らの暮らす山奥にも日本の統治が広がり、平穏な生活は奪われていく。それから35年、頭目となったモーナは依然として日々を耐え抜いていた。そんな中、日本人警察官とセデック族の一人が衝突したことをきっかけに、長らく押さえ込まれてきた住民たちが立ち上がり…。

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第二部:虹の橋
連合運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術を持たない多くの日本人は女子供の区別なく命を奪われた。日本軍は直ちに鎮圧を開始。山岳地帯の地の利を活かして戦うセデックの前に苦戦を強いられるが、圧倒的な武力を誇る日本軍と警察を前に、セデックの戦士たちは一人また一人と命を落としていく。男たちが絶望的な戦いに挑むなか、セデックの女たちもまた選択を迫られ、それぞれが信じる道を選ぶことに。決着のときは近づいていた…。



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なんていうんでしょうね。。
歴史上のこととか、日本人としてとか、日本軍が何をしてきたかとか、そういう視点も議論もあると思いますが、私の第一の印象としては「ったく男ってやつぁぁ!!!」です。

魂だか祖先だかプライドだか掟だかなんだかしらないが、そういうものを信じ、そういうもののために命を捧ぐあの感覚。
女たちが「男はいつだって女を苦しめる。あなたたちのプライドは私たちが作り上げているものよ」という内容や「どうしてこんなことになったのだろう。子どもたちがかわいそう」という内容の歌を歌っているのがとても印象的でした。

日本軍が統治することによって、狩などせず郵便局や商店や学校が出来、平和に暮らすことが出来ているといっても「それで何が豊かになったのだ」という頭目のモーナの気持ちも分かる。

男たちが誇りをめちゃめちゃにされてどれだけ悔しかったろうかと思うこともできる。
でもそれだからといって人を殺すことは許されることなのだろうか。

男たちが日本人を襲撃した際に、女たちが「どうしてこんなことを」と涙ながらに訴えた。
私もそう思う。
命以上に大事なものって?
男たちにとっては誇りや自尊心や魂や祖先が、命よりも大事なんだなあと。
これ別にセデック族に限ったことじゃないよね。
戦いが終わったあとに河原さぶ演じる日本軍の偉い人(鎌田弥彦)が「侍魂が」とかなんとかかんとか言ってたし。
そういうものに命をかけ、また命をかける行為そのものを賞賛したり美化したりする傾向には私は一切感心しません。
時代や国が違えど、男って、男って。。。!!

そういうものに、男は惹かれるのだろうか?
なんでそこが第一なんだよ。


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この、女たちの命を守る必死さをみてごらんよ。。


4時間半と長丁場の映画でしたが、面白いのは面白かったです。よ。




新年にふさわしくない感想でございました、、、、




***もん***

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