2014.01.14 Tue
『体温』
前作『終わらない青』についても過去に記事を書いていますが、まだ観ていなくて、次の作品である『体温』から視聴。
とってもとっても期待していて。
人形しか愛せない倫太郎という青年が、その人形そっくりのキャバ嬢の倫子に出会い、、、
かいつまんで言うとそういうストーリー。

倫太郎役の石崎チャベ太郎氏は結構有名な俳優さんだったんですね。。
HPの中に、彼の日記も掲載されていますが、ちらりと読むととても賢い方なのだなあということが伝わってくる。
倫子役は桜木凛。AV女優として知られているみたいです。
凛さんはとても可愛く、声やしゃべり方も「可愛い」という感じ。
人形を演じられるほど完璧なほど美しい体だし。
彼女が人形役も倫子役もしていますが、人形役の方が個人的には好きかも。

ただ、ストーリーの展開というか深みは、、、私は好みではなかった。
映像も、1シーン1シーンがとても長く感じた。
もっと短いほうが、観る方の想像力を駆り立てて良いのに、と思われるシーンが多かった。
対して本編は72分という短さ。
1カットを少しずつ短くして、もっと物語に深みを持たせて欲しかった。
なんかこれじゃあ、ただただマイノリティーの青年の生活を見せているだけに感じる。
やたらに性的絡みのシーンが多いし、やっぱり時間も長い。ちょっとでいいよー。。
伝えたかったのはそこじゃないんじゃないのかなあ。。いや、そこなのかな。。。。うーん。
もっと彼の思考、内面を見せて欲しかった。
緒方監督の最新作が『子宮に沈める』
大阪市西区のマンションで2児(当時3歳女児と1歳9ヶ月男児)が母親の育児放棄によって餓死した事件(大阪2児餓死事件)に基づいて映画化した作品。
これはこれで、観てみたいと思っています。
**もん***
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