次回例会は
『歌声にのった少年』(2015年パレスチナ映画)
  上映時間:1時間38分
2017年9月16日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
公式サイトはコチラ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『そうかもしれない』

冒頭すぐに、なんだか分からないけど映画から目が離せなくなった。

作家の夫(三代目・桂春團治)とある日突然認知症になった妻(雪村いづみ)の日常、何気ないやり取り。。

詩人・小説家の耕治人が妻ヨシさんとの晩年の日々を綴った<命終三部作>(『天井から降る哀しい音』『どんなご縁で』『そうかもしれない』)を映画化したもの。

とにかく、夫がやさしい。
どんな妻でも受け入れる。
きれい好きで、しっかりしていた妻がある日認知症になり、当然最初は戸惑い、困り、様々な思いを巡らせているけれど、結局最後はどんな妻でも受け入れる姿に胸を打たれる。

145854_1.jpg

担当の編集者(下條アトム)に原稿を渡す際、「私とヨシ子さんの小さな世界を、命を削るように書きました」というようなことを言うシーンがあるのだけど、これもまたぐっとくる。
70歳過ぎて、こんなにお互いを思いあう夫婦、、、すごく憧れます。
うちの夫だったら?私だったら?と思わずにはいられない。
妻は妻で「あなた、ごめんなさいね。私、どんどん色んな事ができなくなるのね。恐いわ…」と。

妻は介護施設に入り、同時期にがんが発覚した夫は入院をする。
別々の場所で時間を過ごし、久しぶりに会った夫を、夫と分からず付き添いの介護者に「ご主人ですよ」と促された妻は「そうかもしれない」と答える。
・・・・うーん。切ない。。

c0c72f5aa2efae8261106fe5da588c86.jpg

ちなみに、雪村いづみさん、顔はみたことあったけどよく知らなくてググってみたらばかなり波乱万丈な人生を送っている方でした。
だからこそ滲み出る何か、ってあるのかもしれない。

何が幸せか、そうでないのか、は本人以外の人が決めるモノでも押し付けるモノでもない。
だけど、年をとっても仲良く一緒にいろんなものやことを共有できるのって、きっと幸せな気がするし羨ましいし憧れます。
きれいごとじゃすまされないことも多いのだろうけど。。


この映画。
個人的にはすごく心に残る映画です。
世間的には全然話題になってないようだけど。。
映画サークルの例会にも良いとは思うけど、向いてはいないのかもしれないとも思いました(これが悩ましいところ)


***もん***

| 映画よもやま | 05:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT