次回例会は
『歌声にのった少年』(2015年パレスチナ映画)
  上映時間:1時間38分
2017年9月16日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
公式サイトはコチラ

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『リリーのすべて』

シネツインに観に行ってきました。
映画館で、嗚咽を堪えるというのは初めてでした。。。

ストーリーは、もう多くの方がご存知かと思うのですが、やはりどうしても妻・ゲルダの立場で観てしまうので、夫のアイナー(リリー)の残酷さと美しさに打ちひしがれます。

うまくいえないですが、
夫・アイナーは、自分の内側にある、本来の望み・姿に気付いてしまう。それは自分が「女性」であるということ。
その存在にリリーという名を与え、初めのうちは短かったリリーでいる時間がどんどんと長くなり、しかしそうするうちに美しさも増していく。ついには世界で初めて性転換手術を受けるに至る。
それをそばで見続け、何とか受け入れ、さらには支えつづけようとするゲルダの葛藤や苦悩、辛さを思うと涙が止まりませんでした。
ゲルダの「私の夫に会いたい」という言葉や、性転換手術した後も同じベッドで薄い布で間仕切りをして寝ているシーンで、普通の女の子同士の会話を交わした後に「この前まで夫婦だったのに」という言葉。たまりませんでした。

アイナーとゲルダは画家で、なかなか売れなかったゲルダが、リリーを描くことによって結果を残し始めます。
そこの葛藤もいかほどだったか。想像しただけで気が狂いそうです。

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どのシーンも本当に美しく、アイナーがリリーへと変わりゆくというか近付くというか、あるべき姿になるというか、違和感がなくなるというか、その過程も美しいです。ビジュアルもですが、きっと自己表現できた自由さというか幸福感や、望みをかなえたという達成感や充実感があるからでしょう。それをそばで観ていたゲルダも感じ取ります。しかし、妻にとっては非常に残酷な事。

リリーを演じたのはエディ・レッドメイン 。『博士と彼女のセオリー』で世界的に著名な物理学者スティーヴン・ホーキングを演じ、アカデミー賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞したそう。

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妻のゲルダを演じたのはアリシア・ヴィキャンデル。どこかで観たことがあると思ったら『アンナ・カレーニナ』に出ていたんですね。この方も注目の若手俳優さんだそうです。
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幸せって何だろう?
夫婦の幸せとは・個人の幸せとは、、、
答えは出ません。



映画そのものが芸術品。
あと少し、広島ではシネツインで上映されるようです。
是非足をお運びください!


***もん***

| 映画よもやま | 06:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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