次回例会は
『シアター・プノンペン』(2014年カンボジア映画)
  上映時間:1時間45分
2017年5月13日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
公式サイトはコチラ

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『標的の島』

映画大学in呉の講師としても来ていただいた三上智恵監督の最新作。
横川シネマにて観てきました。

原発の問題と同じで、そこに暮らす人々を分断し、辛い思いをさせる。
また差別の問題だとも思いました。経済的な弱みにつけ込んでいる。

人と人が睨み合い、憎しみ合い、つかみ合って、ことばでも体でもやり合う姿は見ているこちらの心も非常に傷付く。
人が、人に暴力を振るう姿は衝撃的です。
恐怖と悔しさと痛みで涙が溢れます。

沖縄が背負わされてきた歴史、そこから、なんとなく目をそらし学ぼうとしない私たち。
仮に、知ってしまっても「知った責任」からどこか逃げ腰の私たち。

平和、安全、いのちより経済を優先させてきて、いまも優先させようとしている人の多さ。
戦争に、戦力に、絶対に反対だと言えない言わない人の多さ。
三上智恵監督の側からの視点で描かれている(撮られている)ことを差し引いても国のやり方、行政のえげつなさには改めて怒りを覚えます。
住民の合意形成をせずに決定事項として、出来レースで、目的のためならなんでもする。
説明会、という言葉のからくり。
今から話し合って決めよう、ではなく、もう決まったことを「説明」する会。もう決まったから「ご理解お願いします」

あんなどうでもいいようなトップの人達を選んでいるのもまた私たち。
政治(家)もメディアもわたしたちを映す鏡だ。

住民の皆さんが防衛相に基地建設反対の署名を届けに行ったときに対応した防衛省の職員の態度の悪さは勝ちで胸糞悪かったぞ。敢えてのあの人選なのか?沖縄選出の議員も「誠意がない!」と怒っていたけど、本当にその通り。で、そういうキャリアの人は有事の際には当然現場に行かないわけで。へらへらチャラちゃら上から目線で。「は?なんで俺が?今日対応してもらってるだけありがたいと思えよ、めんどくせーな」という声が聞こえてきそうでしたよ。

沖縄だけの問題じゃない、これは戦後70年以上経って「敗戦」という事実にいろんな面から向き合ってこなかった私たちの責任。。

中国が、韓国が、というけど、本当にそうなのか?今、いきなりそうなのか?踊らされてないか?
政府の争いと、一般に暮らす普通の市民の問題をごちゃごちゃにさせられている人たちの多さ。
でも巻き込まれるのはいつも普通の市民。

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色んなことを変えるには、やはりどうしても政治にかかわっていくしかない。
基地建設反対活動をされていた女性の一人が、最後、市議当選された場面があったが本当にすごい決断をしたし、彼女を選んだ市民の想いを感じた。

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今日から私は何ができるだろう。

***もん***

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