次回例会は
『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』(2016年韓国映画)
  上映時間:2時間7分
2018年5月26日(土)呉ポポロにて
①12:50 ②15:30 ③18:30 の3回上映
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『ソウォン 願い』

韓国・韓国映画好きのツイッターのフォロワーさんが教えてくれた一本。
『トガニ』と同じような題材ではあるけど観た後がまた違いますよ、と。
そうか、それなら観てみようとレンタルショップへ。
ちょいと小話だけど、よく行くレンタルショップには私が勝手に「永遠の新人」と名付けている店員がいる。
要領が悪く融通が利かないというか臨機応変の対応が苦手。
新人だろうなーと。。
でも、いつ行ってもこう。最初だけでなく、もうずっとこう。だから「永遠の新人」
ただ救いなのは一生懸命なところ。一生懸命やってこうなら仕方がねえ。
一生懸命な所がまた新人感を募らせるのだけどね。。

さて本題。

小学生のソウォンはある日の登校中、学校の目の前で中年の男からひどい暴力と性的暴行を受ける。
そこからソウォンと、両親、友だち、両親の友だちとの様々なことが変化し、上がったり下がったりしながら日々を過ごす。
容疑者(犯人)はろくでもねえやつで、裁判の様子も描かれているが、容疑者と被害者の家族が直接面会できるシステムが韓国になるのは知らなかった。
ソウォンは賢くて聡明でやさしくて。それ故に両親の今の状況が分かってしまう。子どもながらの純粋な感性で両親を気遣う姿は胸が痛かった。もっとわがままで想像力に欠ける子の方が楽だったかもしれない。

韓国映画は、「あーこれ泣かせるシーンだ」と分かっても、泣いてしまう。
日本映画で同じような仕掛けがあったら白けてしまうのになぜなのだろう。

劇中一番泣いたのはこちらのシーン

ソウォン1

本作品の一番の見どころかも。
このシーンをこのタイミング・この場面でもってくるのもうまい。

また父親役の俳優さんも良かったです。
この映画を勧めてくれたフォロワーさんから、広島のダマー映画祭に監督と父親役の俳優さん来られていたのですよ、とその時の記事を教えていただきました。↓

http://cinemakorea.blog.fc2.com/blog-entry-106.html

この中での監督の言葉「『ソウォン(願い)』も英雄ではなく小市民が偉大な作品」と述べ、「ダマー映画祭は小さな映画祭だが、小さいものほど美しい」」という言葉にすごく共感した。
物語・ドラマは日常にあって、天空人ではなく「わたし」や「あなた」や「あのひと」こそ面白いんだよね。。

ソウォン2


毎回思うけど、やっぱり韓国の映画は気合と疾走感が違う。
トガニもソウォンも子どもが被害者の実話を描いた作品。
なので当然子どもが傷付けられる・傷付いているシーンがあるのだけど、もうそれも容赦ない。
ただ現実はもっと厳しいものだったのだろうと思う。
日本だったら前後の流れや行間や例え、セリフを使って子どもが暴力被害にあったことを伝えるという方法をとるかもしれない場面でも韓国映画は直球気味に表現している。

俳優陣の気概というか熱量もすごいものがあるなあと思う。

今後も韓国映画はますます楽しみです。

***もん***

| 事務局より | 05:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『トガニ 幼き瞳の告発』

コンユが好きだと話したら、「『トガニ』観た?」と聞かれたので観てみた。

重かった。。。
久々に重かった。でもさすが韓国映画だと思った。容赦ない。
でも。
実際はもっとひどかったのだろうと思う。映画で描けるギリギリのところを描いたのだろう。これでもまだ控えめに。

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以下、映画.comよりコピペ

***

解説
韓国のある聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたサスペンスドラマ。郊外の学校に赴任した美術教師のイノは、寮の指導教員が女子生徒に体罰を加えている現場を目撃する。やがて、その女子生徒が校長を含む複数の教員から性的虐待を受けていることを知ったイノは、その事実を告発し、子どもたちとともに法廷に立つ決意を固めるが……。韓国では本作の公開で事件が広く知れわたり、当該の学校が閉鎖されるなど社会現象を巻き起こした。主演は人気ドラマ「コーヒープリンス1号店」のコン・ユ。

***

観ていて本当に気分が悪かった。
しかも映画は、校長や理事長たち、暴力を加えた人たちが裁判で無罪同然になることろで終わっていて。
こんなことってあり?!と思ってググったら。
この映画を観た韓国国民が怒って裁判やり直しになったり社会的制裁を受けいていたことが分かって救われた。
韓国ってすごい。
同じことが日本であっても、まず若い子から大人気のジャニーズみたいな俳優さんは演じないだろうし、そもそも映画化するという風にいろんな意味でならないのではないかと思った。
国民も、きちんと怒れる人がどれくらいいるか。
そういうことも含めて、韓国社会、韓国映画すげえなあと思いました。


***もん***


| 映画よもやま | 06:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ベロニカとの記憶』

『ベロニカとの記憶』
サロンシネマにて鑑賞しました。

2ベロニカとの記憶



あらすじ
『ベロニカとの記憶』公式ホームページより

***
ロンドン。60歳を過ぎ、ひとり静かな生活を送るトニーの元に届いた、一通の手紙。そこから“記憶”をたどる物語が始まる。ー
引退生活を送るトニーの元にある日、見知らぬ弁護士から手紙が届く。あなたに日記を遺した女性がいると。その女性とは、40年も前の初恋の人ベロニカの母親だった。遺品の日記は、トニーの学生時代の親友のものだった。なぜベロニカの母親の元にその日記があったのか?そこには一体何が書かれているのか?
長い間忘れていた青春時代の記憶、若くして自殺した親友、初恋の秘密――。ベロニカとの再会を果たすことにより、トニーの記憶は大きく揺らぎ始める‥‥。過去の謎が明らかになった時、トニーは人生の真実を知ることになる。
*  *  *  *  *

私はすごく共感できた映画でした。
その場の感情で言ったこと、行動に起こしてしまったこと。それが誰かにとって大きく人生を狂わせてしまったとしても、時が経つうちに都合よく忘れてしまう。
そういうことが日々あるんじゃないかな、と自分の中で思うことがよくあります。
1ベロニカとの記憶



ラスト、今までの自分の至らなさ、鈍化さに気づき元奥さんに謝罪したシーンが良かったです。
「ああ、気づけて良かったね。」と思いました。
共感できたという部分は、『気づくこと』や、『謝罪の気持ち』かもしれないです。

たま

| 映画よもやま | 16:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『恋とボルバキア』

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2月18日、横川シネマにて。

性的なことは極めてプライベートで人権に関わること。
カテゴライズできない「性」がある。
みんな同じ人間。性の問題で生きづらさを抱えなければならないのは辛いことが多いだろう。皆が幸せを感じられる社会にいつかなるのかな。

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観ながら、LGBTではなくSOGIという概念を思い出した。
人の顔、性格、声がみんな違うように、性も千差万別でカテゴライズできない。
ていうか、カテゴライズしたいのは社会や多数側の都合。自分が理解できるように勝手に名前を付けたかったりするひとの多さ。放っとけって話だよね。

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にしてもだ。
最後、この左の男の人が彼女いるにもかかわらず自分に思いを寄せる右の子とタクシーという密室の中で恋人つなぎしていたのはマジ許せない。いろんな意味で。どーいうこっちゃ!!

***もん***

| 映画よもやま | 05:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『わたしは、フェリシテ』

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2月18日、横川シネマにて。

もっと生活感があって、身近な事をどたばたと描いている作品なのかと思っていたけど、非常に観念的で分かりにくい映画だった。
終盤、何回も時計を見た・・・汗

本編と関係ない聖歌隊のようなものたちが出てきたり、暗闇の中、ざぶざぶとフェリシテが水に入って又出てきて鹿?か何かを抱きしめてみたり、現実と非現実的シーンが行ったり来たりしていて、でも美学みたいなものも感じなかった。卑下んじうっ的シーンの効果は何を狙っていたのか?

フェリシテに求婚した男も、「俺の事を忘れたらお前の首をへし折ってやる。なぁ、結婚してくれないか」みたいな流れで求婚していて、そんな思想の持主と結婚なんか絶対したくねえよと心から思った。


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***もん***

| 映画よもやま | 05:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『ラスト・プリンセス』

ラスト・プリンセス

3月例会にお越しくださいましてありがとうございました!

5月例会は『ラスト・プリンセス』です。

『密偵』と同じような時代背景かな?日本統治下の韓国の事実に基づいたストーリー。
日韓の歴史のみならず、これは愛の物語だとおもいます。

私も自宅でDVD鑑賞しかしていないので大きなスクリーンで観るのが今から楽しみです!


***もん***

| 映画よもやま | 05:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『デトロイト』

2月9日、サロンシネマにて。

『ハート・ロッカー』の監督の作品ということと、激しい暴力があることは知っていたので微妙な気持ちで臨みました。

1967年、アメリカはデトロイトで起きた実際の事件が基になった映画。
白人警官の黒人への人種差別。暴力、暴力、暴力。

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まず、サロンシネマの音響がやり過ぎ、デカすぎ。音が大きすぎて心臓がバクバクしてきて辛かった。

内容は、たった50年前まで、あそこまであからさまでえげつないことがまかり通っていたのかと思うと悔しくてたまらない。
アメリカ映画らしいといえばらしいけど、直前に観た『永遠のジャンゴ』より気骨と気合いの入った作り。筋がきちんと通っている。
アメリカ映画は、ジャーナリズム性のあるものや、ジャーナリズムがテーマのモノはなかなか悪くないものが多いのかも。日本のように人権意識が低くないし、文化の違いもあるかな。


***もん***

| 映画よもやま | 05:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『永遠のジャンゴ』

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2月9日、八丁座にて。

すっごい期待していた。それがダメだったのか。。。

うーん。
全部が中途半端。浅い。
ジプシーで、ギター名人のジャンゴ。
第二次世界大戦中、ナチスに酷い迫害を受けるジプシーたち。
でもそれが何故なのかとか、ジプシーたちの生活ぶりや、そもそもジプシーがどういう人達なのかが一切描かれていないため、なんだか分からない。
ジャンゴの生い立ちや思想の描き込みもゼロのため、何がテーマで何を言いたいのか分からない。
第二次世界大戦中のジプシーの迫害という題材は好いのに残念。
ギター演奏だけは良かった。本当にそれだけ。

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***もん***

| 映画よもやま | 04:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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まちまちシネマ、ご案内

東日本大震災と原発事故から7年目の今年の3月11日。
呉YWCAにてまちまちシネマが久しぶりに上映会を行います。
『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』
当日は古居みずえ監督もいらっしゃり、トークもあります。

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①10時~11時35分(上映後、監督トーク)
②13時~14時35分(上映後、監督トーク)
③15時30分~17時05分


大人1300円
学生1000円

フード・ドリンク販売アリ。呉の食材を使ったランチも限定数で販売されます。


防寒対策をしっかりして是非お越しくださいませ!

***もん***

| ちょいと小話 | 14:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『サンドラの週末』

もう、去年観た作品なのですが。
実は例会候補としてずっと上がっていて、劇場で公開されていた時に観に行けなかったこともあり、もし例会でするなら最初は劇場の大きなスクリーンで観たいなあと思っていたのですが、どうやら例会にはならなさそうなのでレンタルして観てみました。

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以下、公式HPよりコピペ

***

サンドラは飲食店で働く夫のマニュとふたりの小さな子どもとともに暮らし、
ソーラーパネル工場で働いている。
しかし、体調不良からしばらく仕事を休職していた。
ようやく復職できることになった矢先、ある金曜日にサンドラは突然に解雇を言い渡される。
社員たちにボーナスを支給するためにはひとり解雇する必要がある、というのだ。
ようやくマイホームを手に入れ、夫とともに働いて家族を養おうとしていた矢先の解雇。
しかし、同僚のとりなしで週明けの月曜日に16人の同僚たちによる投票を行い、
ボーナスを諦めてサンドラを選ぶ者が過半数を超えれば仕事を続けられることになる。
ともに働く仲間をとるか、ボーナスを取るか、シビアな選択……。
その週末、サンドラは家族に支えられながら、同僚たちを説得して回る。
 
会社はアジアが勢力を伸ばしている世界情勢の中で余裕はなく、
サンドラが休職している間に16人で仕事が回ることを実感した以上、
なにかを削らなければ17人雇うことはできない、と言う。
ある者は、サンドラ同様に妻が失業し、そのボーナスがなければ自分たちも生活ができない、と言う。
ある者は仕事で得る賃金だけでは足らず、休日さえも別の仕事をしていた。
ある者はサンドラを裏切るような形になっていたことに罪悪感を持っていた。
ある者は家族とサンドラの間に挟まれ、悩んでいた。
 
この町で転職しようにも仕事はほとんどない。
やっとありついた仕事を簡単に手放すことは難しい。
仕事を続けること、そしてボーナスが如何に重要か誰もが知っている。
 
それでも、説得するしかない、とサンドラを励ますマニュ。
マニュは“生活のため”だけでなく、自分を“必要のない人間”だと蔑むサンドラのために、
サンドラ自身が生きる自信を取り戻すために必死でサンドラを支える。
 
「ボーナスを諦めてほしい」と口にすることは簡単ではない。
まして、休職していたあとの後ろめたさもある。
そして、そこまでして会社に残れたところで仕事を続けられるのか、と苦しむサンドラ。
 
愛とかすかな希望を抱いて、彼女の長い週末が始まる。

***

決して、派手さや劇的な展開があるわけではない。
だからこそ考えさせられるところがある。

もし、自分がサンドラだったら。
もし、自分の同僚にサンドラのようなことが起きたら。
もし、自分が同僚だったら。

誰かが悪い、と割り切れる話なのだろうか?
何に重きを置いたらいいのか。どこに価値観を見出すか。

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誰かが悪い、とかそういう話ではなくて・・・
 
***もん***

| 映画よもやま | 05:01 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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